更新:04.07.17
Pentax645NII 
今までフィルムカメラというと最も一般的な35mmフィルム用のカメラしか 使ったことがありませんでした。
そこでPentax645NIIをお借りしたので、レポートしました。
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今回挑戦した中型カメラは645と呼ばれるカメラで、その名前はフィルムの大きさから来ています。 今まで使っていた35mmフィルムというのは、 フィルム幅を表しますが、実際の画像寸法はタテヨコ24x36mmです。
これに対して645と呼ばれるカメラのフィルムサイズは実際の画像寸法がタテヨコ41.5x56mmとなり、得られる画像の面積比で約2.7倍も広いのです。

これは、大きく引き延ばしたときに拡大率を低く抑えられるので、緻密さが異なってきます。
左のフィルムは、ブローニー120と呼ばれるフィルムです。このフィルムで15枚撮影できます。
フィルムには、リバーサルとネガフィルムの両方があります。
現像すると右のような写真になります。
フィルムには120と220と呼ばれるものがあり、220では撮影枚数が32枚撮れます。
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最初に驚いたのが、フィルムの装填方法です。 35mmフィルムの時は、フィルムのケー
スごとカメラに取り付け、フィルムを引き出して蓋を閉めればOKでしたが、120フィルムは全く違っていました。
まず、本体から右の写真のようなフィルムバックを取り外し、そのフィルムバックに120フィルムを取り付け、片方のリールに先端を差し込んでから、ゴリゴリギアを回し、フィルムを徐々に巻き付けていきます。
最後にフィルム面の外側は紙が貼ってあり、そこにスタートラインが印刷してあるので、その線と、右のバックのSラインを合わせます。
これで後は本体に取り付けて完了となります。
最初に付けたときは結構不安でしたが、取り付けると、フィルムが自動的に巻き上がり、目盛りが1になったので一安心。
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ダイヤル式は古いという先入観を持っていたのですが、実際に使ってみると非常に分りやすいのです。よく使う機能で、「絞り優先」「シャッター優先」がありますが、この機能を持っているデジタル式だとモードキーを押して、優先モードを切り替え、次にシフトキーなどを使って絞りなら絞り値、シャッターならシャッター速度をひとつづつ押して行きます。
この645NIIだと、右の赤いマークのところのダイヤルを直接回せばセットされてしまいます。
しかも確認はダイヤルがどの位置に来ているか見ればいいだけなので、一度取り扱い説明書を読むと後は感覚で操作がわかってしまう。 これって大事ですよね。「認知工学」的デザインです。ちなみにシャッター優先だと、絞りをAにして、シャッターを設定したい値にすればOKです。
![]() 絞りはAの位置 |
![]() シャッターは1/60 |
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撮影したときのデータは、フィルムの横に写し込まれるため、どんな状況で撮ったかを覚えておく必要がない。 特に絞り値をいろいろ変えて撮ったときに助かる! 写し込まれるデータは
ボディ識別・撮影本数・撮影コマNo・露出モード・シャッター速度・絞り値・露出補正値・オートブラケット・測光モード・AEロック・ストロボ同調・レンズ焦点距離・フォーカスモード・AFモード・AFエリア・AF測距点・設定ISO感度![]()
フィルムの端に実際に写し込まれた内容を右に示す。これは上の写真のデータで
120mmのマクロレンズを使い、シャッター速度1/180、F4で撮影したことがわかる。